四国一周サイクリング&台湾一周(環島)のススメ

2020年10月に自転車で四国一周を、2023年10月には台湾一周をそれぞれ完走した40代のチャリダーが、その体験を記録して、四国一周サイクリングと台湾一周(環島)W達成の素晴らしさを四国地元民ならではの視点でお伝えし、1人でも多くの人達が四国一周&環島にチャレンジして、その虜になることを勝手に目指して書き綴るブログになります。


2025 FORMOSA900 安心な日本発のツアー

今年もGIANT主催の日本人ガイド同行ツアー『2025 FORMOSA900』の募集が始まりました!



昨年からツアーの日数が見直され、従来の9日間から8日間へと短縮されています。通常のGiantアドベンチャーのツアーと比べると、前半の西海岸部分に掛ける日程を短くしているようです。仕事の休みがなかなか取れない方にも参加しやすくなっています。

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四国一周サイクリング公式ページにも昨年の様子が紹介されていますが、通常のGiantアドベンチャーのツアーではスルーした、美しい田園風景で有名な池上の伯朗大道や、太魯閣峡谷にも立ち寄っているようですね(ちょっとうらやましい!)

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費用は少し高め(航空券込みで約54万円、現地発で約44万円)ですが、その分、言語の不安や現地でのトラブル対応が万全なので、安心して参加したい方には特におすすめです。

四国一周経験者と会うこともできそうですしね!

2025 Giantアドベンチャー 現地発のツアーも募集開始

一方、私が前回参加したGiantアドベンチャーによる現地発の環島ツアーも、2025年の参加募集が始まっています。

こちらは日本発ツアーと比べると参加費用がリーズナブルなのが魅力。ダブルの部屋で38,000台湾ドル(約17万円)となっています。



また、台湾現地だけでなく世界中から参加者が集まるため、国際色豊かな交流が楽しめます。私が参加した際には、台湾はもとより、中国、香港、シンガポール、そしてアメリカ、ドイツの方々と一緒に走り、食事や写真撮影を通じて親睦を深めました。その後もツアー参加者のグループLINEで交流が続いており、国境を超えたサイクリング仲間ができました。



日程は例年通り9日間と余裕があり、台湾の風景をゆっくり満喫できます。

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特に11月など、気候が良くて人気のシーズンはすでに申し込みが埋まり始めています。例えば、11月8日台北発のツアーはすでに満席、11月1日台北発のツアーも定員35名中11名分しか空きがない状況です。興味がある方は早めに申し込むのがポイントです!

申し込むならお早めに!

人気のシーズンは早くに埋まってしまうので、参加を考えている方は早めに仕事の予定や休暇取得を調整して、申し込んじゃいましょう!

気になる方は、まずは日程や詳細なルート、費用をチェック!


海外発のツアーに行くとなると、まず心配になるのはコトバ…。そう、異国のコトバがちゃんと通じるのかってね…。

まず結論から言うと…、なんとかなります!

ワタクシたちのときは、かなり流暢に日本語が喋れるガイドさんがいたり、カタコト英語でもそれなりに通じます。

でも、やはり台湾は中国語圏。参加者も大半が中国語圏の方なので、会話はほぼ中国語。

漢字はある程度共通しているので、リーディングはある程度できるんです。ほら、この道路標示もなんとなく意味わかりますよね。

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ただ、リスニングは難しいので、もう少し中国語が話せるに越したことはありません。

という訳で、これだけ知っておけばツアーはなんとかなる、そんな中国語を紹介します。

1. 台湾環島ツアーでの必須単語!これだけは覚えておけ!

まずは、環島ツアーで走る上で、これだけは覚えておきたい必須単語。マジでこれだけは覚えておいた方が楽しめますよ!(というか、自然と覚えるコトバかな…)

「写真撮るよー」

漢字: 拍照
読み: pāi zhào(パイ ジャオ)
意味: 写真撮るよー!
ツアー中は、先回りしたガイドさんがたくさん写真を撮ってくれますが、一生懸命ペダルを踏んでいると気づかないことも。

そこで、撮影スポットに気づいたら「パイ ジャオ!」と声を掛け合い、ガイドさんを探して良いポーズを取って、後ろの人にも伝えましょう。

「水飲んでー」

漢字: 喝水
読み: hē shuǐ(ハー スェイ)
意味: 水分補給して~
暑い中走っていると、長めの信号でガイドさんからよく聞くコトバ。このコトバが聞こえたら、ボトルに手を伸ばして、しっかり水分補給しましょう。

「加油」

漢字: 加油
読み: jiā yóu(ジャー ヨウ)
意味: 頑張って!/ファイト!
特に東海岸を走っていると、いろんな人からこの声が掛けられます。日本だと、そんなに知らない人から声を掛けられるって余りありませんが、台湾ではみんな応援してくれます。

自分たちも「ジャー ヨウ」と声を掛け合いながら、走りきってください。

2. 思わず口に出したい、こんなフレーズ

走り続けていると、思わず口に出してしまうフレーズがあります。現地の言葉で言えると、現地の参加者の方との距離もぐっと近づきます。ここでは、現地の参加者から教わったフレーズを中心にまとめました。

「気持ちいい〜」

漢字: 好舒服
読み: hǎo shūfu(ハオ シューフ)
意味: あ〜気持ちいいね〜

漢字: 爽了
読み: shuǎng le(スワン ラ)
意味: 最高!めっちゃ気持ちいい!
キレイな景色や、快適な道を走っているときに、思わず口に出してしまう一言です。

「着いたー」

漢字: 到了!
ピンイン: dào le(ダオラ)
意味: 着いた!/到着した!
目的地に到着したときに、まず言いたい一言ですね。

「暑い〜」

漢字: 太熱了
読み: tài rè le(タイ ルァラ)
意味: 暑すぎる…もう限界!
ツアー前半は本当に暑かったので、一番言いたかったコトバかもしれません。

「疲れた〜」

漢字: 太累了
読み: tài lèi le(タイ レイラ)
意味: めちゃくちゃ疲れた…死にそう…!

一日中走り続けたり、上り坂を漕いだ後に言いたくなる一言です。

「おいしい!」

漢字: 食べ物:好吃 / 飲み物:好喝
読み: hǎo chī(ハオ チー) / hǎo hē(ハオ ハー)
意味: おいしい!

台湾で「おいしい」は食べ物か飲み物かでコトバが少し違うのでご注意を。補給のタイミングではいろんな果物やスイーツが出てくるので、多用すること間違いなしですね!


3. 知っておきたい書き言葉

会話で使うわけじゃないけど、覚えておくと良い漢字を1つ!

「冷水」

漢字: 冰水
読み: bīng shuǐ(ビン スェイ)
意味: 冷たい水
※台湾ではホテルやレストランに給水器があり、常温水と冷たい水とが出てきます。冷たい水を汲みたいときは「冰水」の注ぎ口から汲みましょう!


4. まとめ:気軽に使ってみよう!

日本語や英語だけでなく、現地のフレーズを少し使うだけで、仲間や現地の方との距離がぐっと縮まります。

ぜひ、環島ツアーに参加される方はこれらのフレーズを試してみてください。間違っても大丈夫。現地の人は親切で、笑顔で教えてくれますよ!


台湾一周を自転車で旅する場合、どれくらいの費用がかかるのか気になる方も多いはずです。この記事では、私たちが実際に台湾一周をした際の費用の総額と、その内訳をご紹介します。

基本的に以下に示すのは2人分の総額。もしも1人で行く場合は、ツアー代やホテルの部屋代は1人では割高になるので、単純に2分の1にはならない点にご注意ください。

なお台湾ドルのレートは概ね1ドル4.7円程度(2023年10月時点)です。

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必須費用

ツアー代金

ツアー代金総額:364,245円(77,500台湾ドル)
(内訳:2人部屋ツアー代 36,500台湾ドル✕2名+ロードバイクレンタルオプション 4,500台湾ドル)

現地のジャイアントアドベンチャーの環島ツアーにネットで申し込みました。申し込みの流れはこちら。



ツアー代には、レンタルバイク(フラットバーロード)一式、宿泊費、3食の食事(ただし3日分の夕食のみ各自調達)、補給食、サポートカーなど、ほぼ全ての費用が含まれています

ツアー代は何人部屋にするかによって料金が異なり、デフォルトのレンタルバイクを替える(ロードバイクやeバイクなど)とオプション料金が必要です。

ちなみにホテルの格は基本的にシティホテル・リゾートホテルクラスで、かなり快適で☆

エアチケット代

エアチケット代総額: 136,100円(空港利用料など込)
行き: 羽田空港発 → 松山空港着
帰り: 桃園空港発 → 成田空港着

飛行機はHISでネットでオンラインチケットを購入。松山駅スタートの環島ならば、断然松山空港が便利。そう、日本で言う羽田空港のような存在で、街中に近いんです(その代わり若干金額はお高め)。

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航空会社は値段的に手頃だったエバー航空に。残念ながら帰りは松山空港発のちょうどよい便が取れず、帰りは桃園空港(日本で言う成田空港のような存在)発成田着の便にしました。

追加費用

前後泊費用

前後泊ホテル代(素泊まり): 22,855円(4,827台湾ドル)(内訳:ツイン2名1室✕2泊分)

ジャイアントアドベンチャーの環島ツアーは朝集合の夕方着。まあ前後泊をつけるのが現実的です。

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ワタクシたちはBooking.comを利用してネットで直接予約。集合場所の松山駅から徒歩圏内、部屋も普通、ジャイアントアドベンチャーのツアーホテルに比べると格下でしたが、フロントの方も親切で快適でした。

もちろん、他の海外ホテル予約サイトを使っても問題ないと思います。






現地費用

現地費用合計: 46,325円(9,453台湾ドル)

うちスマホSIM代: 約6,610円(1,400台湾ドル)

ツアー中はグループLINEで連絡事項が流れてくるので、SIMは必須です(まあ、そうじゃなくても、海外でスマホが使えないと辛いですもんね。)

事前のツアー参加者グループLINE情報でオススメの「中華電信」のSIMを松山空港で購入しました。中華電信、日本で言うとドコモのような存在のようです。

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確か7日と5日のSIMを組み合わせて買ったように思いますが、その場でスタッフの方がSIMの入れ替えまでやってくれたので楽チンです。ツアー中も快適にネットが使えました。


その他費用:39,715円(8,053台湾ドル)

ここはその他もろもろですね。主にクレジットの海外キャッシングで引き出した現金決済が中心です。

このうちツアー中に必要なものとして掛かった費用としては、
・毎日一度は寄るコンビニでの買い物代(主にドリンクや氷)
・ツアーに含まれていない3日間の夕食代
洗濯機のコイン代
くらいです。

あとは
前後泊中の食事代
空港と街中のアクセス費用(松山空港~ホテルのタクシー、松山駅〜桃園空港MRT)
お土産代
前後泊中の観光費用(シェアバイク、マッサージなど)
などでしょうか。

円安の昨今ですが、台湾の物価は元がそこまで高い訳ではないので、夜市で台湾フードを食べたり、甘いドリンクを飲むのも、そこまでお金を気にしなくて済みますよ。

さて総額は…

というわけで、今回の旅の総額は、569,525円(2人分)でした。

単純に割ると1人約28.5万円。もちろん、1人参加だとツアー代もホテル代も高くなるので、そう単純には割れないと思いますが。

これを安いと見るか、高いと見るかはもちろん人それぞれと思いますが、個人的にはかなりおトクだったと思います。

個人でネットで手配するのがそれほど苦にならない方には、こんな行き方がオススメですよ。

日本発ツアーとの比較

ちなみに参考までに、日本発の環島ツアー、FORMOSA900への日本チーム参加料金は、航空券込みのツアー代金が、1人50万を超えてました!そう2人なら100万超!それと比べると、相当お安く済んだなと思います。 


もちろん、自分の愛車を持ち運べる費用も込み、日本人ガイドがついて、前後泊の手配も不要と、ほんと楽チンで不安なく参加できるので、単純に比較するのが間違いなんですけどね💦


節約するならココ!

学生さんなんかがチャレンジするには、できるだけ節約して行きたい所ですよね。

ツアーを使わず自力で全て手配する

ジャイアントアドベンチャーのようなツアーはめちゃくちゃ快適ですが、ホテルは選べずサポート費用も含まれているため、どうしても割高になりがちです。

節約するのであれば、航空券や宿泊、レンタルバイクなどを自分で手配して、単価を落とすことなどで、コストを下げることができます。

もちろん、ナビも含めて全て自分で対応することになるので、そんなアドベンチャーを楽しめるならば、それもありだと思います。

LCCを活用する

LCC(格安航空会社)を利用することで、航空費用を大幅にカットできます。

手荷物代がLCCは高くなりがちなので、自転車を輪行で持ち込んだりすると、どうしても高くなってしまいがちではありますけどね…。

ただ、セール期間を狙ったり、現地でレンタルバイクにしたりするなど荷物を減らせば、エアチケット代は節約が可能です。

早朝深夜便を使って前後泊を浮かす

旅程を工夫し、早朝発や深夜着のフライトを利用すれば、前後泊を省略できる場合があります。もちろん、体力的にかなりの強行軍になるので、積極的にはオススメしませんけどね💦

お金のためと言うより、そんなに長い期間の予定を組めない場合に考える手段のように思います。

標準のレンタルバイクにする、自分の自転車を持ち込む

オプションのレンタルロードバイクにするとどうしても割高になってしまいます。標準のフラットバーロードを選んだり、可能であれば自前のバイクを持ち込むことでコストを削減できます。

まとめ

という訳で、実際に環島で掛かった費用をまとめてみました!

これで少しでも金銭面でのイメージができて、一歩環島へのチャレンジに近づけるお手伝いになれば幸いです。

参考までに、全て自力で行った四国一周で掛かった費用の記事はこちらです。


台湾一周(環島)にどんなものが必要か?今回はガイドツアーに参加した際に、実際に持参したものをまとめてみました!

ツアー公式の持ち物リスト

Giant Adventure の環島に申し込むと、どんなものを持参すべきか、英語&中国語の資料が送られてきます。

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日本語に直訳したものはこちら。そもそもヘルメットなども込みで自転車一式レンタルですので、自力で行くよりも大分手軽に行けます。

パッキングチェックリスト
必需品 選択品
毎日使用
☐ 日焼け止め
☐ 健康保険証と身分証明書/パスポート
☐ 現金/クレジットカード
☐ 常備薬
☐ スリッパ/スポーツサンダル
☐ 洗面用具
☐ ケーブル
☐ 虫除けスプレー
☐ モバイルバッテリー
☐ アダプター
☐ ハンガー
☐ 洗濯用洗剤
☐ メッシュランドリーバッグ
☐ カメラ/メモリーカード
☐ 折りたたみ傘
服装
☐ サイクリングジャージ
☐ サイクリングショーツ
☐ 防風サングラス
☐ グローブ
☐ アームカバー
☐ 靴下
☐ サイクリングシューズ(硬底)
☐ ウインドブレーカー/レインコート
☐ カジュアルな服/パジャマ
☐ ヘルメット
☐ シャワーキャップ
☐ ヘッドスカーフ
☐ サイクリングベスト
☐ ニーラップ
☐ 水筒
☐ 水着

そしてサポートカーに荷物を預けられるので、必要以上に荷物を厳選しなくてよいのも楽ちんです。さて、そんな中で具体的にどんなものを持っていったかご紹介します。
※既に廃盤になっている商品は、それに近い商品を選んでいます。

ライド中に身につける・持ち歩くもの

ウエア類

自分が走った期間は、10月中旬ですが、日本でいう真夏の暑さでした。なのでしっかり暑さ対策が必要でした。

ジャージ(半袖)

ロングツーリングには、バックポケットのあるサイクルジャージがやはり便利です。暑いので薄手のものがオススメ。

なお、参加賞で台湾一周ジャージがもらえるので、持参するのは1着あれば十分です!(でも参加賞は、その場ですぐにサイズチェンジはできないので、1着は必ず持っていきましょう)


インナー

ミレーのドライナミックメッシュ、いわゆる「あみあみ」ってやつですね。汗をかいても、べったり生地が張り付かないので、暑い中でのライドには必須ですね。


アームカバー

寒さ対策ではない、日焼け対策用の涼しいアームカバーを使っています。最初は某国内最大手サイクルアパレルブランドのアームカバーにしようとしたのですが、腕がパツパツでキツすぎて、結局格安のこのおたふく手袋にしましたが、なんの問題も有りませんでした。

レーパン(七分丈)

あまり膝が出るのが好きでなく、七分丈のレーパン派です。レーパンも履くのに抵抗感がある方もいますが、何らかパッドがあるものがないと、間違いなく最初の数日でお尻が崩壊しますのでご注意ください。

レッグカバー

こちらも寒さ対策ではなく、日焼け対策のものです。七分丈に合わせたレッグカバーはかなり限られていて、カーフタイツの中からチョイス。


ソックス

自転車に特化したものではなく、アウトドア用のやや厚めのメリノウールのもの。メリノウールだとすぐ乾く&最悪数日来ても臭くならないので、オススメです。このダーンタフは穴が空いたら交換してくれる一生涯保証!


サイクルキャップ

メットで髪がぐちゃぐちゃになるのがいやでかぶっているサイクルキャップ。結構汗かきなので、手拭い地の手作り系のものを使ってます。


サングラス

TIFOJIのレンズはコスパ良しです。自分のは調光レンズなので、トンネルに入ったときにそこまで暗く感じなくていい感じです。


グローブ

春夏用の指切りグローブで無問題。

多機能ヘッドウェア

日本ではあまり売っていませんが、台湾のGIANTショップには間違いなく売ってます。これで日除けができるので、ぜひ現地調達しましょう!

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実際に現地調達したときの様子はこちら


ビンディングシューズ

迷ったけど、嵩張っても慣れたビンディングシューズは持っていきました。ちなみに自分は断然SPD派。


着替えのウエアの必要性

どの宿でも洗濯はできますし、速乾素材なら干しておけば翌朝には乾きますので、必ずしもなくても良いと思います。

ただ、洗濯機は正直混みます。40人近くが同じ宿に泊まって、同じタイムスケジュールで動くけど、洗濯機は1~3台程度しかありませんのでね。

毎日洗濯する手間と、汗まみれのウェアを翌日に持ち越すのと、どちらを優先するかで考えたら良いでしょう。

ギア・機材系

基本的にツアーに参加して、機材をレンタルする場合には、ギアの類はほぼ必要ないでしょう。Giant Adventureの環島ツアーで、レンタルに付いてくるものはこちらです(2023年10月現在)。

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機材トラブルがあれば、同行するメカニックがすぐ対応してくれるので、ポンプやチューブすら不要。あえて自分は長距離を快適に走りきるために、これだけは自分のものを持ち込みました。

ビンディングペダル

レンタルバイクはフラットペダルなので、いつも使っているSPD対応のペダル(片面フラット)を持参。当日持っていけば、スタッフさんがすぐに装着してくれました。


サドル

900km走るなら、断然いつも使ってるサドルを持ち込むのが吉。これもスタッフさんが装着してくれました。

QuadLock

スマホを手元で見られるようにするための、いわゆるスマホルダーです。スマホケースを専用のものに替える必要がありますが、ガッチリ固定されるのでオススメです。これも持参したらスタッフさんが装着してくれました。


保冷ボトル

参加賞としてボトルが貰えますが、保冷機能はゼロです。灼熱の台湾を走るなら保冷ボトルは必須でしょう。レンタルバイクにはボトルゲージも付いていますので、そこは心配ご無用です。


貴重品・その他携行品

パスポート

一応背中ポッケに入れて持ち歩きました
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財布

背中ポッケに入るように、コンパクトな100均財布に最低限の現金とクレジットカード、絆創膏などを収納。途中で寄るコンビニでの買い物に、クレジットや現金は必要です。



手ぬぐい2枚

ハンカチ代わり、汗拭き用。よく汗を吸ってよく乾くのでタオルより断然手拭い派


日焼け止め

北回帰線以南も走る訳ですから、日差しは強烈。これも背中ポッケに入れて、こまめに塗りました。

デジカメ

基本的にはスタッフの方が写真を撮ってくれますが、やはりいい景色は自分で撮りたいので、デジカメを掛けてライドしてました。安全運転にはくれぐれもご注意を!


梅昆布茶

ワタクシはドリンクは断然梅昆布茶笑!ポカリのように長時間飲んでも、歯がキシキシせず、でも脱水予防になるのでオススメです。トップチューブバックに入れておきました。

詳しくはこちらの記事を。


アミノ酸

連日のロングライドには疲労回復のためにも、まめにアミノ酸摂取が吉!こちらもトップチューブバックにその日摂取する分を入れておきました。

休憩中に取り出せるようにしたもの

小さめのバックに入れたものは、サポートカーに入れておくと、休憩ごとに取り出せます(まあ、35人分が1台のバンの後部座席にあるので、結構掘り出すのが大変ですが…)。なので、かならず使うわけではないけど、ライド中に使う可能性があるものは、こちらに入れておきました。

タブレット

調べ物や地図を見る時には、やはりタブレットが便利。かさばるけど持っていきました。


モバイルバッテリー

ワタクシはスマホのバッテリーのもちが悪くなっていた中で、GPSのログを取っていたので、モバイルバッテリーは必需品、休憩時間等に充電しました。


虫除け、虫刺され

頻繁に刺された訳ではありませんが、夏の屋外にいることも多いので、持っていきました。





雨対策グッズ

雨が降りそうな日については、取り出せるカバンの方に入れておきました。結局一度も日の目を見ずに助かりました。

レインポンチョ



レインパンツ

ゴア素材のサイクル用レインパンツ。



シューズカバー

あまりに直前の天気予報が悪かったので、雨対策として急遽購入。結局めでたい事に出番はありませんでした。


雨除けカバー

シューズカバーだけではどうしても雨が染み込んでくるというネット情報を踏まえて、カバーの下に仕込む雨除けカバーを、これまた直前に購入。すぐ使えるように、SPD金具部分を切り取る準備までしておきました(もちろんこちらも出番なし)。


ホテルに到着後に使うもの

大きな荷物は休憩中には取り出せませんが、サポートカーで運んでくれるので、容量を気にせず荷物を持ってくることができます。


基本はホテル泊に必要な着替えなどですが、このツアーで絶対忘れてはいけない、温泉に入るためのものもありますので、きちんとチェックしておきましょう。

SPA用の準備

水着

日本と違い、温泉=スパは基本水着着用です。一部日本式の裸で入るお風呂もありましたが、いわゆる「温泉」のイメージでいくと失敗します。せっかくの温泉を楽しめるように水着は忘れずに!

ワタクシは普段着の短パンと兼用できる、パタゴニアのバギーズを水着にしました。



水泳帽

台湾ではどのスパも大体水泳帽着用が必須でした。こちらも忘れずに持参しましょう!



洗濯用品

どのホテルにもランドリーがついてます。ジャージを洗うためには、洗濯用品も欠かさず持参しましょう!

洗濯洗剤

ランドリーによって洗濯洗剤が必要な所もあるので、持参した方が無難です。ワタクシたちは、100ml未満の小さなペットボトルに液体洗剤を持っていきました。



ハンガー

これは直前にツアーガイドさんからグループLINEで指示された内容。そう、洗ったジャージを乾かすようにハンガーを持ってくるようにって。

もちろん、部屋にいくつかハンガーはあるのですが、例えば2人で1部屋使ったワタクシたちは明らかに足りませんでした。
1人2-3つ程持参することをオススメします。



充電器系

デジカメ充電器、アダプター、ケーブル

ひょっとしたらフロントで借りられるのかもしれませんが、ホテルの部屋にはありませんでしたので、持参しましょう。





着替え

ホテルの食事の時や、夕食で街に出る時もあるので、気楽な外に出られる服を一式持っていきました。とは言え、夏の服装なので、それほどかさばりません。

Tシャツ長袖

アウトドア用のベースレイヤーなど速乾素材。パタゴニアのキャプリーン クール トレイルは、触感がほとんどコットンと変わらないのにすぐ乾くので、こんな時の部屋着としてとてもイイ感じです。



Tシャツ半袖

汗をかくだろうと複数枚持っていきました。長袖と同じクールトレイルの他に、汗抜けの良い機能性Tシャツも複数枚。







タンクトップ

部屋着兼ふらっと外出着に。こちらもキャプリーンクールトレイルで。



コンバーチブルパンツ

出発前後の日本や飛行機の中などは、まだ長ズボンが必要。でも暑くなったら裾をジッパーで切り離せるコンバーチブルパンツは、こんな時にオススメ!



短パン

水着兼用のバギーズは、水着だけでなく普段履きにもオススメ。しかもメッシュショーツが付いているので下着不要で履けます。

そして、下着はいるけど、ストレッチがきいて超絶快適なもう1つのパタゴニアの短パンも持参しました。



サンダル

ツアー以外も含めて、ビンディングシューズ以外の履物はサンダルのみ。まあまあいいホテルでしたが、サンダルを見咎められるほどの格式張ったホテルではないので、サンダルが気楽です。



ウインドブレーカー

台湾は日本よりも冷房が冷えているので、ホテルや花蓮~宜蘭の電車の中など、1枚羽織るものがあると良いです。



下着類

替えのソックス1組



普段着用の下着2枚

ライド中はレーパンの下には何も履かないので、主に着替えた時用。

洗面道具・セルフケアグッズ

電気シェーバー

四国一周の時はカミソリにしましたが、荷物を運んでもらえるならと、電気シェーバーを。日本でしっかり充電して、充電器は置いていきました。



歯ブラシ、歯磨き粉

宿に備え付けはどこもありましたので、必ずしも要らないかもしれません。


普段の処方薬を持参。

バンテリン

筋肉痛対策に必須です



やわこ

セルフツボ押し道具。背中にゴロゴロさせて筋肉ほぐします。



梱包方法

さて、以上の荷物をどのように梱包して持参したか。そもそもGiant Adventureの公式では、以下のように荷物を分けるように指示されています。

それに従ってワタクシは以下のように荷物を梱包しました。


ライド中に身につける・持ち歩くもののパッキング  


レンタルする自転車にはボトルゲージや、小さなトップチューブバックが付いています。これはアップグレードしたレンタルバイクでも一緒。

なので、サイクルジャージのバックポケットと、トップチューブバックに分散して収納しました。ちなみにトップチューブバックはそれほど大きくありません。持参したコンデジは入りませんでした。

自分も入れたのはアミノ酸や梅昆布茶程度。バックポケットが2つ増えるくらいの感覚がちょうどよいと思います。


休憩中に取り出せるようにしたもののパッキング

これは日常的に使っているメッセンジャーバックに入れていきました。タブレットもちょうど収まるサイズなので、この程度のものは無事収まりました。

ホテルに到着後に使うもののパッキング

メインのバックは、35Lのバックパックに。もちろん、この内容だけならこんなに大きなバックパックは要らないのですが、そもそも日本から持参したビンディングシューズやサドルなどを収めようとすると、一回り小さい25Lのバックパックでは入り切らなかったんです。

とは言え、他の皆さんは大半が大きいキャリーバック持参。ごっついキャリーバックで来られていたアメリカのご夫婦には、「そんな小さなバックで散歩でも行くのかい?」と冗談を言われたほどでした笑

単独で行った四国一周と違い、サポートカーが付いてるのはほんと助かります。必要以上に荷物を削り込む必要がないので、やはりツアーは楽ちんですね。



まとめ

今回の台湾一周(環島)ガイドツアーで実際に持参したアイテムを紹介しました。

レンタルバイクを活用しつつ、必要な装備を自分の快適さに合わせて調整することで、長距離ライドでも負担を軽減できます。

特に現地の気候やツアーのサポート体制に応じた持ち物の選択が重要です。持参するアイテムのバランスを工夫し、ライド中の快適さを確保しましょう。

これから参加を考えている方は、ツアーに参加されるかどうかも含めて、必要な持ち物を準備することで、快適で楽しいライドを楽しんでください!

ご参考までにツアーではなく自力で行った時の持ち物や装備については、以下の記事もご参考に!(四国一周の装備なので、あくまでもご参考まで!)







ツアー最終日の朝

さあ、泣いても笑っても今日が最後。台北の松山駅までの86km。

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毎日あんなにしんどかったけど、今日で終わりかと思うとやはりさみしい。朝のストレッチもこれがラスト。

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出発すると間もなく、海沿いの道へ。そばに山が迫っていて、四国は香川で言うところの、坂出と高松の間の道のような感じ。サーフショップもあって、どうやらサーフィンのポイントのようだ。

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最初の休憩は、海沿いの駐車場。こりゃ絶景だ!みんな写真をお互いに撮りまくる。自分たちもいつも先導してくれる底抜けに明るいガイドさんと一緒に写真を撮ってもらう。

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北関海潮大客車停車場


よく後ろを付かせてもらった、eバイクの台湾ご夫婦はどうやらアウトドア好きなようで、対岸に見える島をさして、いろいろ教えてくれる。亀の形のようで、その名も亀山島(なんだかネーミングは日本と変わらないですね)。船で行くことができて、トレッキングができるらしい。

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亀山島をバックにみんなで集合写真!

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そこからまた海沿いの道を暫く行って、ちょっとしたアップダウンを繰り返しから、車道を外れてさらに海沿いの自転車道へ。

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ちょっと走ると、観光客が大勢いるトンネルが見えてきた。

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舊草嶺隧道南口


そうか、ここが廃線跡のサイクリングスポットだ!日本統治時代のレンガのトンネルをしっかり写真に収めて、いざ出発。

明かりはあるけど、当然真っ暗!涼しくて気持ちいい!

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狭いトンネルなので、自転車がすれ違うのでちょうどいいサイズ。反対側からもレンタサイクルと思しき観光客とたくさんすれ違う。

いや、それにしても長いな…。後で見ると2km以上あったそうな。

トンネルを抜けてしばらく行った所で、大きなお宮で休憩。

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徳心宮


今日の休憩スイーツは、宜蘭のロールケーキ(タロイモ味とバニラ味)、そしてフルーツはグァバ。どれもおいしゅうございました。

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ランタン上げの十分へ

さあここから、ランタン上げの十分に向かいます。

おっと、ここに来てまあまあな登り。大きな道路のワインディングロードが見えてくる。あれ?今までこんなにキツイ勾配あったっけ?

結局250m近くの標高(麓の街からは150mほど?)を、実は今回のツアーで最もキツイ勾配だったようで、なんとか登り切りました💦

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平雙隧道の手前


トンネル手前のほぼ頂上で、後から来る人たちをみんなでお出迎えしての記念写真。

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そこからはトンネルを通って、しばらくは下り基調。でもそこからアップダウンしながら少し登って十分へ。

おー!もう飛んでいくランタンがたくさん見える!!

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いい感じのカフェに到着して、ここでお昼

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平渓十分 楼仔厝咖啡民宿


みんなで一つのランタンに願い事を書いて…。個人的には、アメリカ人ご夫婦のカラダのゴツいご主人が「same power less weight!」と書かれていたのがツボでした。

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そしてお一人めちゃくちゃ達筆な人がいるな、と思ったら、いつもバッチリ決めて写真を撮られる台湾人ご夫婦の奥さま。なんと彼女は書道の先生が本業だそうな!そりゃ達筆な訳だ。

そこからしばらくは自由時間。すぐ側を通る電車を見ながら、お買い物。

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自分はピーナッツアイスロールを食べて、線路でランタン上げをする人たちをウォッチングしたり。

さて出発前にランタンに火入れして、飛んでいくランタンをみんなで見送りました〜。

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さて、ここからは一路台北へ。しばらくは下り基調。でも、あれ?後続がなかなか来ないなぁー、としばらく待っていると、間違えて道を誘導してしまったらしく、余計なヒルクライムをしてたらしい😆

誰1人怒らずに笑い話にされてるところが、台湾人のそしてチャリダーの懐の深さですな〜。

最後の休憩ではスタッフも入って、道行く人に頼んで記念写真。いやー、ほんとスタッフのみなさんのおかげで楽しく走ることに専念できました!

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百福圳頭福徳宮


いよいよゴーーーーール!

さあ、そこからはいよいよ台北市内に入ってくる。先には台北のランドマークである、101が見えてきた!

心なしかペダルを踏むのに力が入ります。

さあ、そしてとうとう出発地点の松山駅に戻ってきました〜!!

松山駅


ゴールだとしても変わらないこと、そうクールダウンのストレッチです。

毎日朝と夕方にやっていると、スタッフVさんの中国語での1,2,3,4の声掛けでやるこのストレッチが、完全にルーチンになってるんですよね。それもこれで終わりかと思うと少し寂しい。

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最後のブリーフィングはスタッフを束ねるSさんから。今日はこれまでの9日間、その日ごとにこんな所を走ってきたよね、こんなことやったよね、と振り返ってくれました。

つい数日前のことでも、ああそうだった!と思い出しながら思い出に浸ってました。

そしていよいよ完走証とメダルの授与!でも、スタッフから渡されるのではなく、ランダムに渡された他の参加者に渡し合う、というやり方。

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いや、これもなかなか良かったです。お互いに健闘を讃え合いながら、メダルを掛けて完走証を渡し合いました。

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完走証の写真はこちら。いやー、その場で渡してもらえるなんて、粋ですよね。

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9日間一緒に同じ苦労をした参加者とスタッフの皆さんとは、お互い名残惜しいけど、写真を一緒に取り合ったりして、それぞれの家路につきました。

我々は出発前に泊まったのと同じ松山駅近くのホテルに歩いて帰りました。ホテルのスタッフにも「環島、無事完走したよ!」と声を掛けたら、お祝いしてくれました。

夜はいつものように洗濯をして、夜市でごはんを食べて、そして途中で話題になっていた、環島番組を見て、おやすみなさい~。

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DAY9 礁渓→台北
・走行距離:87.84 km
・獲得標高:630 m

台湾最終日

ちなみに翌日は…、フライトまで少々時間があったので、もう一度松山駅で記念写真を撮って、

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それからマッサージのお店へ。礁渓温泉ほどの強押しではありませんでしたが、しっかりほぐしてもらい、骨抜きにされてから帰りました…。


帰りは桃園空港→成田空港と、行きとは違うルート。MRTに乗って空港から帰りました。

ツアーメンバーのグループLINEでは、同じように帰国する人たちの挨拶LINEが行き交っていましたが、地元の人たちは今日から出勤している人もいれば、欧米からきた方々など、そのまま台湾に長逗留される方も。

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それにしても、この企画に一緒にノリノリでエントリーしてくれたヨメさん。

もともとはそれほどのチャリダーでもなかったのに、環島に向けてしっかりロングライドの練習をして、このツアー中は自分よりも元気に前の集団で走るほど笑

1人でも楽しめただろうけど、やはり2人で行けたからこその楽しさ、日本語が話せる人がいない環境下での安心感、がやっぱりありました。ほんとありがとう!!

いやー、しんどかったけど、それ以上にとっても楽しいツアーでした!!


大農大富森林公園での絶景写真大会

今日は唯一サイクルトレインの区間がある日。電車に乗り遅れてしまわないよう、いつもより出発が10分早い。

8日目ともなると、すっかり朝のスケジュールが染み付いてきているので、意識して早起き。今日のホテルはコテージタイプ。コテージの真ん中には池があって、ハスの花が咲いてました。

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食堂には昨日スーパーで買ったのと同じ文旦が絵付けされて可愛く飾られてました。

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眠い目をこすりながら、いつものストレッチをしてスタート。今日は間に電車に乗る関係で、自走するのは84kmと短め。

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出発してしばらくは下り基調。田舎道をゆっくり走りながら、段々と公園の中の自転車道のような気持ちいいカントリーロードを、我々一行で独占して走っていく。

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いや~、朝の空気が気持ちいい。両脇の木立には鳥の巣らしきものがあちこちに見える。
この間で撮ってもらった写真、めちゃくちゃベストショットですよね。

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そうこうしているうちに、とても景色がキレイな公園に到着

大農大富平地森林園區


ここはみんなで写真撮影合戦!台湾の人たちはみんなイイ写真撮るのにめちゃくちゃこだわるんですよね。

まるでプロのカメラマンのように屈んで撮っているひとやら、ポーズを決めて撮られる人やら。

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周りで笑顔で見ていると、次は君たちを撮る番だと、ポーズを求められ…、かっこよく撮れるようポーズを手取り足取り指示されるけど、可笑しすぎて爆笑してしまっているシーン↓

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ま、最終めちゃイイ写真を撮ってもらえました❗️

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今日の集合写真はここで!撮影するスタッフさんはわざわざ脚立に登って撮影!

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いやー、イイ写真です。

ここを出発してからは、下りながらだんだんと街中に近づいていく。っと、休憩地点の直前で、いつも前を引っ張ってくれるスタッフさんがなんとパンク!

休憩場所の駐車場でチューブ交換をされてました(ちなみに、さすがめちゃくちゃ対応が早かった…)。

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この休憩で出たのは、文旦のお餅でした。スッキリしててウマー!

鳳林


その後も市街地を走りながら、今日のひとまずの目的地である花蓮に近づいてくる。

次の休憩地点のお宮ではお水補給程度の小休憩。冷たいアイスコーヒーが振る舞われて、カラダが生き返ります。

花蓮縣政府花蓮地區水資源回收中心


そうこうしているうちに花蓮駅前に到着!ジャイアントのショップでご飯。

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狭いお店の中でテーブルにみっちり座って、めちゃ美味い弁当を頂きました。チャリ屋でランチなんて後にも先にもない経験かもしれませんね。

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捷安特花蓮站Giant Hualien Station Bicycle Rental 自行車&電動車專賣店

花蓮といえば、先日の地震で大きな被害を受けた場所。ジャイアントショップだけでなく、皆さん大きな被害が出ていないことを願っています。

台湾の輪行初体験

さて、午後のランチ後の集合時間になると、みんなお餅を買っている!日持ちがしないからここでしか買えないらしい。うわー、知ってれば買いたかった…。

曾記手工麻糬-麻吉門市


さて、花蓮の駅から宜蘭までは輪行です。一部の自転車は乗り切れないからか、サポートカーにも積載。

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輪行といっても日本のように輪行袋に入れる必要はなく、専用の入口から駅にそのまま押し入れます。

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階段脇にはちゃんと自転車を転がしていけるレールまである。いやー、なんて自転車フレンドリーな環境なんでしょう。

そしてこんなに大きな駅でチャリをそのまま押していくのも初めての経験です。日本だとサイクルトレインできるのって、大概ローカル線じゃないですか?

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花蓮站


自転車はまとめて止めて、ロングシートの鈍行に乗って2時間弱、とても良い睡眠時間です。

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この区間は自転車で走るには道が狭く落石もある区間。逆に言うとたまに見える海岸線はとてもキレイな景色です。

途中、特急追い越しで写真を撮ったり、自分の足でなく移動できるなんて、なんて楽ちんなんでしょう。

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乗ってる間に、花蓮駅前のピーナッツ餅が回ってきた!中には粉ピーナッツがたっぷりで、めちゃうまい‼️

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一眠りしてゆっくりすると2時間はあっという間。宜蘭の駅に到着です。

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宜蘭車站


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ここからは自走で礁渓温泉へ。残り10kmなので、ほんの少しです。

温泉街に入ると、人と車が溢れていてすごい賑わい。キレイなホテルに到着。今日は各自でのご飯です。

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山泉大飯店


礁渓の温泉街を満喫

ホテルにはspaも内湯もあるのですが、せっかくなので向かいにある温泉公園をウロウロ。



つい写真を撮りたくなるアート作品が置かれている横に足湯があったり、イイじゃないですか。

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しかも、なかなか良さげな外湯がある!そこに行こうかどうしようか迷っているうちに、視覚障害の方がされているマッサージを発見!

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まずはこれを受けることにしよう。

礁渓湯城視障按摩


300元で30分下半身をやってもらうことに。

マッサージを受けながら、環島の最中なんだとカタコトの中国語とジェスチャーで喋っていると、英語のしゃべれるおじさんが、「自分が若い頃にも自転車で環島したんだ。明日はどの道から台北に行くのか?」と話しかけてこられたり、なんとも良い雰囲気でした。

自分を担当してくれたお母さんは力は優し目だけど、しっかり効きましたね~。

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一方、ヨメさんを担当してくれるお母さんはかなり強押しだったようで、ヨメさんは最初から最後まで叫んでおり笑、終わった後は抜け殻のようになってました爆

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晩御飯は近くの食堂でいろいろ頼みました。水餃は◯「人前」と◯「個」の単位を勘違いしていたようで、大量に出てきてお腹いっぱいに!



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帰りも温泉街をぶらつきながら、この辺りの名物の葱餅を行列のできていた店で購入。さくさくモッチリでこりゃあウマい!



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結局遅くなったので、外湯は断念。ホテルは水着を着るspaタイプだけでなく、

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「日式」の裸で入る熱めのお風呂があったので、そちらで癒されに。

ツアー参加者の台湾人の同年代男性2人組と、たまたま風呂が一緒に。
お二人とも、スポーツバイク初めての割に、いつも先頭集団に近い所で走られているんですよね。

初めてなのにスピードについてこられてすごいよね〜、いやいやあなたこそ〜、なんてお互い拙い英語でおしゃべりしました。

明日はいよいよ最終日、もうすぐ着く〜と言う安心感と、もう終わりだ〜という寂しさが混ざり合う、なんとも言えない気分の夜でした。



DAY8 瑞穂→礁渓
・走行距離:165.11 km(※電車移動が含まれているので実際は約84km)
・獲得標高:231 m


花東縦谷を行く

朝から気持ちいい天気。

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今朝のバイキングでは、昨晩の残りの釈迦頭を、同卓だったみなさんにおすそわけ。
いや、やっぱり美味しいですね。

さて、今日は環島のもう1つのハイライト。花東縦谷という、谷筋の風光明媚なルートを行きます。距離は120km、アップダウンもまあまああります。

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朝から日差しが厳しいけど、ぼちぼち行きます。

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峠を一つ越えて下って、最初の休憩ポイントは観光案内所のようなところ。

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卑南遊客中心


既に暑くて建物の中で涼みます。休憩のあとは、田舎道を進みつつ、

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微妙な登りを登っていきます。向かい風もあるので、結構カラダに応える…。

さてそこをひいこら登っていると、ひらひらキレイな蝶々たちがたくさん舞ってるんです。なんだかとっても幻想的な気分になりました。

標高250m弱の峠を超えると、一気に下り。これが気持ちいい!そして、大きな川が見えてくる。

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橋を渡ろうとすると対岸に、「鹿野」の大きな文字が!

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到着した休憩ポイントのファミマでは、このあたりの特産の牛乳とクッキーを振る舞ってくれました。

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いやー、疲れたカラダに冷えた牛乳がしみます!クッキーはシンプルなプレーンのクッキーなんですが、どうやらこの辺りでしか買えない名産のようです。

全家便利商店 台東鹿野店


ここから先は、田んぼが広がる風景が増えてくる。そうこの辺りは、お米の名産地なんです。

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お次は電車の駅で休憩。

瑞和車站


ここで振る舞われたのは梨!とても冷えてておいしい!日本の和梨に似ていて、サクサクした食感がいい感じでした。

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ここから先は、自転車道に入ります。いやー、この自転車道がホントに快適。

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道自体は狭いんですが、完全に自転車専用。田んぼの中を駆け抜けていく感じなんですが、他にすれ違う人は殆どなし。ほんとサイクリストのためだけに作られた感がありますね。

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この田んぼの風景を味わいながら、気持ちよく走ることだけに専念できる。いや~、こんな道なかなかないわ。

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この辺りのお米は、日本統治時代、天皇に献上されたんだ、ってことを、台湾からの参加者が英語で教えてくれました。

「なるほど、それだけ美味しいお米ってことですね!」っと返すと、ニコッとされました。

台湾の人と喋っているとき、日本統治時代のことにどう触れてよいか分からず、リアクションに困ることがあるのですが、今回のリアクションは正解かな?

関山環鎮自行車道


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お昼は池上弁当!

さて、そうこうすると、米どころでお弁当が有名な池上に到着!以前の台湾旅行でも来たところなので嬉しい!

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街中から外れた池で休憩。

大坡池圓形廣場


そう、今日のランチは有名な池上弁当なのです!

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いや~、やっぱりおいしい。美味しくて思わず余っていたお弁当をおかわりしちゃいました。(おかげで側にあった豆花屋さんにはたどりつけず…)

疲れたカラダを癒やすべく木陰で一眠り…。

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一休みして充電されたカラダにスイッチを入れ直して、続きを走り始めます。

この辺りは、めちゃくちゃ有名なサイクリングスポットなのですが、そこは残念ながらスルー。



でも、この辺りはどこもキレイな景色なので、しっかり堪能できますよ。

さて、ここからは若干下り基調。集団走行の恩恵を受けながら、先へ進みます。

次の休憩スポットは、昔の駅の跡が、サイクリスト向けの休憩スポットになっているところ。

裏側はプラットフォームが残っていて、そこからの景色がキレイなこと。元気な参加者はみんなで写真を撮りあってました。

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東里鐵馬驛站


そんな中、疲れ果てた自分とヨメさんは、思わず地面に横になって一眠り。スタッフさんに激写されてました笑

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休憩後はレンタルe-bike で参加のご夫婦が、ちょうどスピードが合ったので、向かい風の中2人に引っ張ってもらい、ヨメさんをそこからこぼれ落ちないように励ましながら、なんとか進んでいきます。

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次の休憩所はなんと警察署(というか交番的なところ)。確か、台湾では交番がサイクリストのサポートもしてくれる場所と聞いたような。

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花蓮県警察局玉里分局春日派出所

ここで出てきたスイーツは、「楽米焼」という大判焼きのようなもの。池上のお店のものらしく、生地も含めて全部地元のお米で作ってるんだとか。

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なかはお餅と紫米の小豆のような甘いやつ。いや~、おいしい!



さあ、美味しいものも食べて、ちょっと元気になったので、宿までラスト10kmがんばります!

今日も夜は温泉!

なんだか雲行きが怪しくなってきたけど、そこからもe-bike の2人に引っ張ってもらってガンガン飛ばしていきます。

今晩の宿は周りには買い物するところがないらしく、途中スーパーで買い出し。疲労回復のビタミン剤と、美味しそうだった文旦を購入。

全聯福利中心 瑞穂国光店


スーパーを出ると雨がパラつきだした、急げー!でも本降りになることなく無事到着~!

虎爺溫泉渡假莊園


どうやら今日の宿はこれまでと毛色が違い、ホテルと言うよりは温泉旅館に近い感じ。

毎日ホテルに着くと、ガイドさんからグループLINEで、夕食や洗濯設備の情報、明日の朝の予定がこんな感じで送られてきます(これは初日の分です。)

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この宿はなんだか洗濯機がうまく使えず、ちょっとトラブルがありました。

参加者揃っての夕食は今日がラスト。いつものように、円卓をぐるぐる回しながら、台湾料理をたくさんいただきました!

食後はお楽しみのスパ!温泉は茶色の関東にありがちのような温泉。有馬温泉と成分が同じらしい。

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日本人にちょうどよい、あったかいお湯もあって、ぶくぶく泡風呂で癒やされたり、ぬるめのプールエリアでのんびり横になったり、疲れを癒やすには最高でした。

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スパで一緒になった、参加者の台湾人の男性は、ニセコに何度かスキーに来たことがあるそうな。彼とはスキートークをしながら、他の日本のおすすめスキー場を教えておきました。

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部屋に戻って、スーパーで買った文旦でビタミンを補給して、おやすみない〜。

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DAY7 知本→瑞穂
・走行距離:121.33 km
・獲得標高: 752 m



環島一番の難所、壽峠!

どうやら毎日のエアコンかけっぱなし睡眠で、すっかり喉をやられてしまい、風邪をひいてしまったみたい…。まあ、走ることはできそうなので、とりあえず準備。

毎日のルーチンにもだいぶ慣れてきた。朝のバイキングは洋食も台湾料理もあるけど、ほぼ台湾料理を選んで食べてと。

朝のミーティングとストレッチ。もう大体毎日のストレッチも覚えて来た頃。スタッフさんの中国語での「1、2、3、4…」の、日本人からすると独特に感じる節回しも、すっかり慣れてきました。でも今日は、いつもよりもストレッチに熱が入ります。

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今日は111km、しかもこの環島での最大の難所ですからね。460m近くの標高の峠越え(壽峠)があるんです。そして峠を超えると、これまで走っていた西海岸から東海岸に行くわけですね。

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台湾の東海岸って、どうやら開発されていない豊かな自然と風土のイメージがあるようです。日本でいうと北海道のようなイメージなのかな。

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ホテルを出発して、少し昨日の道を戻ってから、田舎道に入って行く。徐々に登りが始まり、まずはダムに到着。

牡丹水庫



休憩を挟んでから、ここからいよいよ本格的なヒルクライムのスタート。出発して最初にガツンとした上りがあってからは、平均すると1%近くの勾配を登っていきます。

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車通りはそれほど無いので、ひたすらペダルを踏み続けるのみ。ちょっとしたアップダウンを繰り返しながらも、まあ基本登りです。さすがに集団もバラけて、みんな自分のペースで登っていきます。

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途中、学校のあとのような所で休憩。さすがに皆さんお疲れ気味。しっかりエネルギーをチャージ。

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東源集会所


そこからもまだまだ続く登り。途中には海が見える展望台が!あれが東海岸、そう太平洋!

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觀海驛站


さて、峠まであと少し。アップダウンを繰り返しながら続いて登っていきます。にしても、当然なんですが、e-bikeの人たちには涼しい顔ですいすい抜いていかれます笑

ちょっと悔しい思いをしながらも、いやこのしんどい登りを味わうからこそ、下りの楽しみがあるんだ!と言い聞かせて登ります。

後半は台湾のとても元気な男子と一緒になりました。自分がつい口をついて出てくる「ヨイショ、ヨイショ」という言葉が気に入ってくれたのか、みんなで「ヨイショ!ヨイショ!」と声をかけながら登りました笑

後半は峠までのキロ数表示が出てくるので、それも励みに頑張れます。最後、ちょっと下りを下ると、とうとう到着!!スタッフや先についた参加者が待ち構えていてくれて、写真を撮ってくれました。

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「鐵馬」というのはどうやら「自転車」のこと。「驛」や「站」は「駅」のことのようなので、後ろの建物は要はサイクリングターミナルとか、そんな意味なんでしょう。実際にトイレはココで借りられました。

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ほとんどクルマが通らないのに、こんなモニュメントやら、写真スポットに休憩所的なものまであるなんて、さすが台湾のサイクルツーリズムのレベルの高さを感じます。

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ここで振る舞われたのは蜂蜜茶。いやー、おいしさもひとしおでしたね。

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壽卡鐵馬驛站


海岸沿いの快適ライド!

さて、ここから一気にダウンヒル、降りるのは本当にあっという間です。そして降りた先には水色の太平洋が!!

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コンビニで一旦集合した上で、東海岸ライドのスタートです。

全家便利商店 台東新達人店



この海岸線沿いのライド、本当に気持ち良いですね~。こんな気持ちいい写真も撮ってもらえました~。

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そして東海岸に来てから明らかに変わったことがありました。道行く車やすれ違う人から、「頑張れ(加油・ジャーヨウ)!」って声を掛けられることが格段に増えたんです。

クルマで追い抜きざまにウインドウを開けて大きな声で言ってくれる人、クラクションを鳴らして伝えてくれる人、学校帰りの子どもたちが声を合わせて大きな声でだったり、ほんとしょっちゅう!

軍の一団が通ったときには、本当に大声援でした!

そしてそれは言われっぱなしじゃないんです。東海岸だと行く道はここしかないので、他の環島の人たちともすれ違います。

個人で自転車環島されている方はもちろんのこと、徒歩環島の方や、インラインスケート環島の方にも、追い越していくときには、「加油!」と声を掛けていました。

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今日の昼は海鮮ランチ。心なしか一番の山場を越して、皆ホッとしている感じです。

今回はアメリカ人ママ2人組と一緒になって盛り上がりました。このママ、それぞれ小さなお子さんを残して来ているみたいで、朝食のときなんかにお子さんとビデオ通話でお話されてたんですよね。

さて、何に盛り上がったかというと、実はここ数日頭をよぎっていたことを自分が吐露したのですが…。

毎日暑い中100km近く走って、こんな峠を越えて、お金を払って休みを使って、なんでこんなしんどいことしてるんだろう!?って思ってしまうことがあるんだと。

わかるー!!そうそう!とね。まあ、そう言いながらも、そのしんどさ含めて楽しいんですけどね。

同發順海產飯店


昼食後も海沿いの道が続きます。この道の唯一の欠点は、結構車通りが激しいこと。でかいトラックもガンガン飛ばしていきます。まあ、二車線あって右側の歩道よりの車線は「慢(要はslow)」と表示されているバイクや自転車がメインの車線なので、そこまでギリギリをすり抜けられる程では無いんですけどね。

海岸線と言っても、多少アップダウンがあって、標高50m超えの箇所も何箇所かあります。遠目に見ても、うわぁ、あそこまで登るんだなというのがハッキリわかるほどの勾配があるところも。

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そして、西海岸では追い風基調だったのですが、そうこちらは向かい風基調なんですね。なので、しっかり隊列を組んで行くのが吉。

そんな中、ご年配のアメリカ人ご夫婦の旦那さん、だいぶ自転車に乗り込んでおられつつも、体格も良い方なんですが…。休憩に入った時に、後ろを走っていたスタッフに、Give me 2 dollars! と、冗談でお金を請求していました笑

さて、この辺りの道はバイパスのように整備されているようで、街に行くにはこの道から外れて旧道に入る必要があります。旧道に入った先のセブンイレブンで休憩。

7-ELEVEN 金倫門市


うちの奥さん、ここで台湾女性のツアー参加者に栄養ドリンクをごちそうになっていました。しかも2人で乾杯して飲み干してたんですが、栄養ドリンクで乾杯する人を(しかも女子!)はじめて見たかも笑

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温泉目指して一踏ん張り!

さて、そのあとも気持ち良すぎる海岸線を走り続けると、どうやらこの辺りはいわゆる「釈迦頭」というフルーツの産地らしい。モニュメントがあったり、道端で実がなっていたり。

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という訳で、次の休憩所は日本で言うJAの直売所のようなところ。出てきました、釈迦頭アイスが!めちゃくちゃ甘くて美味しいですね。英語ではsugar apple と呼んでました。

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太麻里地區農會





さあ、ここからホテルまではあと15km弱。今日の泊まりは温泉なので個人的にめちゃ楽しみ。登りもあって距離もあって、かなり疲れているので、早く温泉に入りたい!!

台湾の温泉は水着を着て入るspaタイプが中心。温泉街が近づいてくると水着屋さんが増えてくる。

そして、今日の宿泊先のホテルの大きな看板が出てきて、やったー着いたー!と思って角を曲がると最後の登りが眼の前に!

みんな大きな声でため息というかなんとも言えない声をあげちゃってました。

東遊季溫泉渡假村



そして、夜の食事で出てきました、生の釈迦頭が!とろけてしまいそうな柔らかさで、手で割いて食べる。いやー、クリーミーでおいしいはこれ。

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食後はお楽しみのスパ!水着に水泳帽が必要なんだけど、めちゃくちゃでかい!

日本のスーパー銭湯のように屋根があっていろんな浴槽があるエリアと、プールのようなエリアとがあります。

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スーパー銭湯的エリアは、割と温度も高め。というか、日本人的には普通なんだけど、台湾の人たちにとっては熱いらしい。

台湾男子たちに、自転車の疲れを癒やすならと、温冷交代浴の良さを教えたんだけど、熱めのお風呂は台湾の人には拷問でしかないようで、「これが本当にカラダにいいのか!?」と歯を食いしばりながら試されてました笑

という事で、環島一番の山場は無事終了。意外に上りは楽にクリアできたけどカラダは疲れてたようです。でも今日乗り越えて気持ち的にはすごく楽、むしろ残り3日ということが寂しくなってきました。



DAY6 恆春→知本
・走行距離:110.52 km
・獲得標高:1,108 m


今日は台湾最南端へ!

朝、氷をコンビニで買ってきて、昨日GIANTショップで買ったバンダナ兼首巻き兼マスクのようなものを着用した、暑さ対策準備万端!

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今日は102km、アップダウンはほとんどなし。台湾の最南端の手前、恆春まで行きます。墾丁の手前と言ったほうが分かりやすいかな。

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さて、ホテルを出発してすぐ、あれ!?いつもは肩にかけてるはずのカメラがない!

いつもメットの中にグラサンやグローブと一緒にセットして準備をして集合しているから、あるとしたらホテルのロビー!?慌ててスタッフに事情を説明。どうやら無線で連絡を取って、ホテルに連絡を取ってくれたみたい。

とりあえず大丈夫だからみんなに付いていこうと促されて、スタッフと一緒に追いかける。
(どうやらこの間、みなさんしばらくお待たせしてしまったらしい…)

という訳で、高雄市内は線路沿いの自転車道など、気持ちの良い道を進むんだけど、気持ちはカメラが心配。カメラそのものがあるかの心配ももちろんあるけど、この間取ったデータが…(T_T)と考えると、気持ちよさも半減。

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平日なので混んでる朝の街中を抜けながら、初めの休憩地点へ。
まさかないと思いつつ、預けたカバンの中を探してみる、カメラがあった!ごめんなさい皆さん…。

紅毛港睢陽飛鳳宮


名物のかき氷で復活!

さあ、日に日に暑くなる。あの当初の毎日のような雨予報はいったいどこへ?今日も高架下の日陰の道になるとうれしいんだけど、日向の交差点の信号待ちが地獄…。

そんな中、次の休憩地点は、個人的に一番楽しみにしてたスポット。

一青妙さんの環島本の中で、とても美味しそうに書かれていた、このかき氷。


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かき氷の下にあったかい白玉や、お芋が入ってて、なんとも言えない食感!熱く火照って喉の乾いたカラダにするする入っていきます。なんと、氷だけはおかわりも可能!

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阿倫冰店 潮州燒冷冰


そこから先はカントリーロードを快走。いつも車で先回りしたスタッフが写真を撮ってくれるんですが、今日は畑越し!

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コンビニでの休憩では氷をおかわり。また首筋に入れて身体を冷やそう。台湾のコンビニはイートインスペースが結構大きいところが多い。何を飲もうか迷ったけど、疲労回復を狙って梅茶ドリンクに。

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7-ELEVEN 維軒門市


さて今日の昼食は鶏の丸焼き!美味しいんだけど暑すぎて食欲が出ない。でも体力のために頑張って食べる。

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關子嶺茶壺雞加祿分店


ちなみに向かいのお店はマンゴーがイチオシのスムージー屋さん。ヨメさんが買った冬瓜レモンティーを一口いただき、昼寝をして体力を回復。

愛文芒果



海を横目に追い風爆走!

そこから先は海沿いの快走路。カラダは疲れてるけど、追い風の平坦路の集団走行ということで、ぐんぐんとにかく走る!

雲が張ってきたのでちょっと暑さはマシになる。今日の集合写真スポットは、海沿いの展望台のあるコンビニ。

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写真映えするスポットで、お互い写真を撮りまくってました。

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この休憩で出てきたドリンクは、アイスコーヒーにソイミルク、そしてブラックティー。こんな時に飲みたいなってものが出てくるのでほんと嬉しい。水も氷を入れてくれるようになってしっかり冷えてる!

7-11海豚灣門市


休憩後はゲームをしましょうとのこと。スタッフ2人が少し先に出発するので、みんなで頑張って追いかけよう!とのこと。

欧米から来てたチャリガチ勢の人たちの中には、スピードが遅すぎる!とストレスが溜まってた人もいたので、そんな人達も満足できるようにだったのでしょうかね?という訳で、集団走行のスピードがぐっと上がる。

結局付いてくのを断念してヨメさんと2人で頑張って漕いで行く。(結局誰も先行したスタッフには追いつけなかったみたい笑)

最後の休憩スポットは小さな港。そこで出てきたのは、冷たく冷えたパイナップル!うれしい!

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このタイミングでスタッフさんたちはレンタルバイクの空気圧を入れ直してくれてました。ほんと至れり尽くせりでありがたいです。

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海口沙灘公厠


みんな追い風で飛ばしてきたので、予定よりだいぶ早く来ているらしい。最後のホテルまでは残りあと8kmだけ!

結局今日は16:16にホテル着。今日のホテルはリゾートホテルって感じですね。

墾丁怡湾渡仮酒店


今日の夜はホテルでの食事。みんなの心配は明日のこと。そう、明日はこの環島のクライマックス。峠越えがあるんです。

でもきっと大丈夫、ずっと漕いでいれば、いつかは越えられるから!そう拙い英語でみんなを励ましつつも、自分もちょっと不安が残る夜でした。



DAY5 高雄→恆春
・走行距離:104.81km
・獲得標高:295m


午前:嘉義→台南

今日は120km。今までよりグッと距離が長くなる。でもアップダウンはほとんどないみたい。

出発前の準備運動も覚えて、段々と一日のルーチンが慣れてきた。

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毎日出発時にはポータブルスピーカーから、同じ台湾の歌が流れるんです。


これがノリノリでテンション上がるんです。毎日流れるんで、すっかり覚えて気づくと口ずさんでるくらい笑

さて、出発後しばらくは、街中の道で信号で止まりがち。

自転車経験は自分よりよっぽど少ない、ヨメさんの方が先頭集団にいるので、自分もついていってみる。なるほど、先頭に近い方が、信号で置いてきぼりにされることがないから、むしろ一定ペースで走れることに気づく。

そして何より集団走行はやはり走りやすい。追い風というのもあるけど、一人で走ってたらこんなスピード維持できないやってスピードでラクに走り続けられる。

走っているうちに何だか赤い鉄骨のアーチ。そしてどうやらフォトスポットのようだ。

そう走っているとサポートカーのスタッフが道端に車を停めて、みんなの写真を撮ってくれるんです(しかも当日の晩にはdropboxで共有してくれる)。「パイジャオ(拍照)!」という声が、前の人から聞こえるとその合図。

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そう、どうやらここは北回帰線だったみたい。要はここから先は夏は赤道直下にもなる熱帯地域に入った証拠。



今日の最初の休憩は後壁駅。日本統治時代の木造駅舎だそうな。

後壁火車站

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さて、休憩の度にだんだん気づいてきたんだけど、中華圏の人たちの写真へのこだわりがすごい!みんないろんなポーズで撮りまくってて、ちょっと見ていて面白いレベル笑

今日からサポートカーのフルーツにパッションフルーツが仲間入り。マッサージボール代わりに肩なんかをガンガン叩くのに使って、ハサミで皮に穴を開けて果肉を飲む、そんな食べ方らしい。うん、さっぱりした酸味があって美味しい!

これ、叩きが甘いと、穴を開けても果肉が皮から外れてなくて、うまく飲めないんですよね。ガンガン叩き切るのが大事!


今日は飛ばすけど気持ちいい。だんだん街中を外れて郊外になってくる。次の休憩は製糖工場の跡地。どうやらアートスポットになっているみたい。

總爺藝文中心

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お昼が近づいてきて、台南市街の手前のアートセンターで休憩。日が昇ってきてどんどん暑くなる。

台南市台江文化中心


そんな時に出てきたのは冷たく冷えたコーラ!「コカ・コーラ(可口可樂)」と台湾の地元コーラである「ヘイソンコーラ(黒松沙士)」が出てくる。

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日本で飲むならコカ・コーラ派だけど、自分はちょっとクスリっぽい味のヘイソンにハマりました。


ここは公園があって、日陰でゆっくりして疲れを癒やしました。

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さあ、ここから10km弱、台南の街まで行ってランチです。途中、以前の台湾旅行で見慣れた町並みを通って、思わず「ここ来たことある~!」と歓声を上げてしまいました。

午後:台南→高雄

ランチはホテル内のレストラン。豚足や魚、台南料理の海老巻きや豆花が出てくる、今日も美味しいランチでした。

維悦酒店 台南


満腹になったところで、寝不足解消のため出発まで一眠り。気持ちよく一眠りしたところで、学生インターンのスタッフが優しく起こしてくれました。

今日はここまでで既に70km。なので残り50kmですね。

台南の街を抜けて、海岸沿いの自転車道へ。みんな爆走笑。とにかく気持ち良い~!

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でも信号で止まると日向は暑い…。皆、ちょっとの日陰を求めて信号待ちをしている人も。

港近くの休憩では、今日も冷たいドリンクのデリバリーが!今日はレモンティーのような冬瓜茶。台湾のこの甘いお茶文化、暑い日にはホントよく合います。

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心心相印広場


ドリンクで余った氷を自分のボトルに入れてと、これがいい感じ。最後の休憩はお寺。日が傾いてくると、暑さは少しマシになりますね。

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楠梓援中港代天府

「ゆきお」で盛り上がった高雄の夜

段々と高雄の街中に入って来て、ホテルに到着〜。

高雄福華大飯店


今日のホテルはサウナと大浴場があったので、そこで疲れを取る。水風呂が中途半端だったり、サウナも自分で電源を入れないと暖まらない式だったけど、浴槽のない部屋シャワーより断然いい感じです。

今日の夜はホテルでみんなでご飯。アメリカ在住の台湾人の若者と、日本の外食が話題に。

どうやらアメリカで日本の外食チェーンがかなり高級店の扱いらしい。

くら寿司は1人5000円、魚は空輸してくるもので、予約は1ヶ月以上先じゃないと取れないとか。

牛角に至っては1人9000円コース!!いやいや日本では2000-3000円で行けるカジュアルなレストランなのにびっくり!

ちなみにその彼からは、カードゲームの「ゆきお」を知ってるかと聞かれて、「知らない」と言ったら、「reallyyyyyyyyyyyyyyyyyyy!!!!!」とめちゃくちゃ驚かれてしまいました。

色々話していると、どうやら「遊戯王」だったことに気づいて大爆笑!

という訳で、地元の人達と色々喋って交流を深められること、これも現地ツアーの醍醐味ですね。

ご飯のあとは、ホテル近くのGIANTのショップへ。実は参加者には割引券がついているんです。

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自分は結構みんな身につけている、首元や頭にも被れる、暑さ対策グッズを1割引で買いました。

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日本でも似たようなものをネットで買って試したけど、息苦しくてイマイチだったのが、これは暑くなく快適!首の後ろを焼けないようにできるのがいい感じでした。
なんとこの日は、アメリカから来られていたご夫婦の奥さんが、レンタルのバイクが合わないということで、GIANTの新車を購入されていたようで!

いくらツアー参加者特典の割引が効くとは言え、海外で自転車買っちゃうってスゴイですね!



DAY4 嘉義→高雄
・走行距離:125.02 km
・獲得標高:210m


3日目スタート!

残念ながら今日も眠りが浅く、疲れが取れない…。

段々参加者の顔も覚えてきました。朝食のバイキングで顔を合わせても、Good morning! 早安と声をかけてニッコリとね。

暑さ対策のため、今日はコンビニで氷を買ってボトルに入れることに。水はサポートカーに積んであって、休憩ごとに汲み放題なんだけど常温なんですよね…(ちなみに数日後には氷を入れてくれたのか、少し冷たい水が出るようになりました)

今朝は嘉義まで93km。アップダウンはほとんどなし。

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さていざ出発しようとすると、あれ?サドルの高さが変わってる!そう言えば昨日の夕方に、自分より背の高い人のレンタサイクルとシートポストを交換するって言ってたっけ…。

という訳で、慌ててスタッフさんにお願いしてサドルの高さを合わせてもらい、みんなから少し遅れて出発。そんな時でも必ずしんがりを走るスタッフが付いてくれているので安心です。

このスタッフさん、英語が通じないので言葉数は少ないんですが、いつもニコニコしていて、「焦らなくても大丈夫」ってことを全身で伝えてくれる、なんだかとてもいい人なんです(あとでインターンの学生さんだったことが判明)

次の休憩地地点で微調整してもらい、これでセッティングはバッチリ。

茄南社區活動中心  


トライアスロン寺、西螺大橋、地元B級グルメごはん

次に立ち寄ったのは、毎日のように休憩スポットとし使われるお宮。でも今日のお宮はちょっと特別。

ガイドさんの説明によると、ここでもらえる帽子をかぶったあるトライアスロン選手が、世界選手権で三連覇したらしく、トライアスリートには有名なお寺なんだとか。 

パスポートを提示すれば無料でいただけると言うことで、せっかくなのでいただいちゃいました。(見えないけどしっかりその帽子をかぶって撮ってもらってます)

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埔盬順澤宮




次の休憩スポットは製糖工場。台湾は日本統治時代にサトウキビから砂糖を精製する工場を各地に作っていたんですよね。結構あちこちにその名残が残っています。

という訳でここでは、その特製アイスバーを。自分はピーナッツ、ヨメさんはミルク味をいただきました。暑い身体に染み渡ります。

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溪湖糖廠


今日のルートはほぼ平坦なルート。工業地帯から徐々に田園風景が広がってきて、気持ちいい道なのですが、暑い…。そして連日の寝不足もあり、なかなか本調子じゃない。

特に信号で先頭集団と離れてしまった後の追いかけが、ちょっと無理…。一定のペースで走らないと体力消耗しますよね。

なので自分のペースで25km前後でのんびり目に走ることにしました。

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そうこう言っていいるうちに、目の前には赤い鉄橋が!そう、今日はここで記念写真を撮るんだった。

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西螺大橋


めちゃくちゃ長ーい橋を渡る。台湾の川はどこも川幅はすごく広い(でも水がほとんどない。どうやら乾季だからのようですが)。なかなか走っても対岸まで行かない。

全長2km弱だそうで、この橋ができた当時は世界第2位の長さだったとか!

渡った河川敷で休憩をしながら、記念写真。1人ずつ思い思いのポーズ(ガイドさん指定もあり笑)です。

実はこれ、完走証明書用の写真撮影でして、最終日までにこの写真をもとに、証明書を作成してくれるそうな。自分はヨメさんと2人でポーズを決めました。

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そのあとは、西螺大橋からちょっと走ったところでランチ。ここの土地の食べ物のようで、お椀を伏せたような形になっている「碗禚」というライスケーキみたいなものと言ったらいいんでしょうか。

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結構おなかにがツンと来るサイズ感ですが、疲れ切った身体には必要な栄養素!無事完食しました!

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琴連碗禚


この辺りは老街になっていて、日本統治時代の名残で醤油屋さんがあったりして、食後はここらを各自散策。ここでヨメさんが女性の参加者の方に、面白いもんがあるからついて来いと、手を引っ張られて向かった先は、アイスルーレット笑。なぜか奢ってもらってしまいながら楽しみました。



暑さとの戦いの午後

午後になって徐々に暑さがひどくなって来て、のんびり後方のチームで走ることが増えてくる。

ここは中華系のマレーシアのカップル2組のチームがいまして。結構グループライドに慣れているようで、後方の人たちをまとめて、ハンドサインを繰り出しながら引っ張ってくれてました。

あんまり自分がのんびり走っているもんで、大丈夫かと声をかけてくれる。大丈夫、my pase で走ってるんだよと、話して笑顔で了解。いや、ほんと中華系の人たちは、みんな親切というか世話焼きというか、ほんと半端ないんですよね。

午後はコンビニで休憩。

7-ELEVEN 凱瑄店


冷たいドリンクを買って、店内の大きな休憩場(大きなテーブルまである)で飲んでいると、氷を買って背中に入れている人を発見!これだ!と自分も買って早速真似する。

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これがビンゴ!走りながら袋に穴が空いてしまったようで、背中が濡れちゃったけど、めちゃくちゃ疲れが回復しました。
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最後の休憩は、みんなが到着すると同時に、バイクが到着。どうやらガイドさんがウーバーイーツ系に頼まれていたようで、冷たいドリンクと地元の美味しい肉まんだそうな!

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いやーこのタイミングのドリンク最高!甘ーい加糖のレモンティーが体に染みました。このツアーは、本当にその時々で欲しいものが出てきます。

嘉義演芸中心


これで復活した元気をもって、ホテルに無事到着!

嘉義-兆品酒店


今日はホテルメシはないようで、近くの夜市で各自で食べてねとなりました。

2台の洗濯機は埋まっていたので、浴槽で手洗いして、故障して1台しか動かない脱水機を順番待ち。脱水して干して、いざ夜市へ。

嘉義の夜市を満喫!

参加者のグループラインには、地元民からオススメのお店情報が!でもめちゃくちゃ混んでる!結局夜市をウロウロしながら、美味しいものを食べることに。

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色々迷った挙句、

ピーナッツと胡麻の蒸し餅、これ作るところも面白かったけど、めちゃウマ!!

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狀元糕


生地の肉野菜巻き、のようなもの。これも美味かったな~。

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捲餅舖


でもなんだかお腹が足りないので、人気の鶏肉飯のお店を持ち帰りで買うことに。

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噴水雞肉飯

地元民オススメのドリンク店は、人気メニューは売り切れだったけど、頼んだレモンティー(檸檬高山茶)が爽やかで美味かった~。この暑い気候に慣れると、甘いドリンクが欲しくなりますね。

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源興御香屋


という訳で、ホテルに帰ってお持ち帰りの鶏肉飯(想定より多かったけど無事完食)を食べて、お互いマッサージして、バタンキューです!




DAY3 新竹→台中
・走行距離:96.06km
・獲得標高:106m