台湾一周(環島)にどんなものが必要か?今回はガイドツアーに参加した際に、実際に持参したものをまとめてみました!

ツアー公式の持ち物リスト

Giant Adventure の環島に申し込むと、どんなものを持参すべきか、英語&中国語の資料が送られてきます。

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日本語に直訳したものはこちら。そもそもヘルメットなども込みで自転車一式レンタルですので、自力で行くよりも大分手軽に行けます。

パッキングチェックリスト
必需品 選択品
毎日使用
☐ 日焼け止め
☐ 健康保険証と身分証明書/パスポート
☐ 現金/クレジットカード
☐ 常備薬
☐ スリッパ/スポーツサンダル
☐ 洗面用具
☐ ケーブル
☐ 虫除けスプレー
☐ モバイルバッテリー
☐ アダプター
☐ ハンガー
☐ 洗濯用洗剤
☐ メッシュランドリーバッグ
☐ カメラ/メモリーカード
☐ 折りたたみ傘
服装
☐ サイクリングジャージ
☐ サイクリングショーツ
☐ 防風サングラス
☐ グローブ
☐ アームカバー
☐ 靴下
☐ サイクリングシューズ(硬底)
☐ ウインドブレーカー/レインコート
☐ カジュアルな服/パジャマ
☐ ヘルメット
☐ シャワーキャップ
☐ ヘッドスカーフ
☐ サイクリングベスト
☐ ニーラップ
☐ 水筒
☐ 水着

そしてサポートカーに荷物を預けられるので、必要以上に荷物を厳選しなくてよいのも楽ちんです。さて、そんな中で具体的にどんなものを持っていったかご紹介します。
※既に廃盤になっている商品は、それに近い商品を選んでいます。

ライド中に身につける・持ち歩くもの

ウエア類

自分が走った期間は、10月中旬ですが、日本でいう真夏の暑さでした。なのでしっかり暑さ対策が必要でした。

ジャージ(半袖)

ロングツーリングには、バックポケットのあるサイクルジャージがやはり便利です。暑いので薄手のものがオススメ。

なお、参加賞で台湾一周ジャージがもらえるので、持参するのは1着あれば十分です!(でも参加賞は、その場ですぐにサイズチェンジはできないので、1着は必ず持っていきましょう)


インナー

ミレーのドライナミックメッシュ、いわゆる「あみあみ」ってやつですね。汗をかいても、べったり生地が張り付かないので、暑い中でのライドには必須ですね。


アームカバー

寒さ対策ではない、日焼け対策用の涼しいアームカバーを使っています。最初は某国内最大手サイクルアパレルブランドのアームカバーにしようとしたのですが、腕がパツパツでキツすぎて、結局格安のこのおたふく手袋にしましたが、なんの問題も有りませんでした。

レーパン(七分丈)

あまり膝が出るのが好きでなく、七分丈のレーパン派です。レーパンも履くのに抵抗感がある方もいますが、何らかパッドがあるものがないと、間違いなく最初の数日でお尻が崩壊しますのでご注意ください。

レッグカバー

こちらも寒さ対策ではなく、日焼け対策のものです。七分丈に合わせたレッグカバーはかなり限られていて、カーフタイツの中からチョイス。


ソックス

自転車に特化したものではなく、アウトドア用のやや厚めのメリノウールのもの。メリノウールだとすぐ乾く&最悪数日来ても臭くならないので、オススメです。このダーンタフは穴が空いたら交換してくれる一生涯保証!


サイクルキャップ

メットで髪がぐちゃぐちゃになるのがいやでかぶっているサイクルキャップ。結構汗かきなので、手拭い地の手作り系のものを使ってます。


サングラス

TIFOJIのレンズはコスパ良しです。自分のは調光レンズなので、トンネルに入ったときにそこまで暗く感じなくていい感じです。


グローブ

春夏用の指切りグローブで無問題。

多機能ヘッドウェア

日本ではあまり売っていませんが、台湾のGIANTショップには間違いなく売ってます。これで日除けができるので、ぜひ現地調達しましょう!

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実際に現地調達したときの様子はこちら


ビンディングシューズ

迷ったけど、嵩張っても慣れたビンディングシューズは持っていきました。ちなみに自分は断然SPD派。


着替えのウエアの必要性

どの宿でも洗濯はできますし、速乾素材なら干しておけば翌朝には乾きますので、必ずしもなくても良いと思います。

ただ、洗濯機は正直混みます。40人近くが同じ宿に泊まって、同じタイムスケジュールで動くけど、洗濯機は1~3台程度しかありませんのでね。

毎日洗濯する手間と、汗まみれのウェアを翌日に持ち越すのと、どちらを優先するかで考えたら良いでしょう。

ギア・機材系

基本的にツアーに参加して、機材をレンタルする場合には、ギアの類はほぼ必要ないでしょう。Giant Adventureの環島ツアーで、レンタルに付いてくるものはこちらです(2023年10月現在)。

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機材トラブルがあれば、同行するメカニックがすぐ対応してくれるので、ポンプやチューブすら不要。あえて自分は長距離を快適に走りきるために、これだけは自分のものを持ち込みました。

ビンディングペダル

レンタルバイクはフラットペダルなので、いつも使っているSPD対応のペダル(片面フラット)を持参。当日持っていけば、スタッフさんがすぐに装着してくれました。


サドル

900km走るなら、断然いつも使ってるサドルを持ち込むのが吉。これもスタッフさんが装着してくれました。

QuadLock

スマホを手元で見られるようにするための、いわゆるスマホルダーです。スマホケースを専用のものに替える必要がありますが、ガッチリ固定されるのでオススメです。これも持参したらスタッフさんが装着してくれました。


保冷ボトル

参加賞としてボトルが貰えますが、保冷機能はゼロです。灼熱の台湾を走るなら保冷ボトルは必須でしょう。レンタルバイクにはボトルゲージも付いていますので、そこは心配ご無用です。


貴重品・その他携行品

パスポート

一応背中ポッケに入れて持ち歩きました
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財布

背中ポッケに入るように、コンパクトな100均財布に最低限の現金とクレジットカード、絆創膏などを収納。途中で寄るコンビニでの買い物に、クレジットや現金は必要です。



手ぬぐい2枚

ハンカチ代わり、汗拭き用。よく汗を吸ってよく乾くのでタオルより断然手拭い派


日焼け止め

北回帰線以南も走る訳ですから、日差しは強烈。これも背中ポッケに入れて、こまめに塗りました。

デジカメ

基本的にはスタッフの方が写真を撮ってくれますが、やはりいい景色は自分で撮りたいので、デジカメを掛けてライドしてました。安全運転にはくれぐれもご注意を!


梅昆布茶

ワタクシはドリンクは断然梅昆布茶笑!ポカリのように長時間飲んでも、歯がキシキシせず、でも脱水予防になるのでオススメです。トップチューブバックに入れておきました。

詳しくはこちらの記事を。


アミノ酸

連日のロングライドには疲労回復のためにも、まめにアミノ酸摂取が吉!こちらもトップチューブバックにその日摂取する分を入れておきました。

休憩中に取り出せるようにしたもの

小さめのバックに入れたものは、サポートカーに入れておくと、休憩ごとに取り出せます(まあ、35人分が1台のバンの後部座席にあるので、結構掘り出すのが大変ですが…)。なので、かならず使うわけではないけど、ライド中に使う可能性があるものは、こちらに入れておきました。

タブレット

調べ物や地図を見る時には、やはりタブレットが便利。かさばるけど持っていきました。


モバイルバッテリー

ワタクシはスマホのバッテリーのもちが悪くなっていた中で、GPSのログを取っていたので、モバイルバッテリーは必需品、休憩時間等に充電しました。


虫除け、虫刺され

頻繁に刺された訳ではありませんが、夏の屋外にいることも多いので、持っていきました。





雨対策グッズ

雨が降りそうな日については、取り出せるカバンの方に入れておきました。結局一度も日の目を見ずに助かりました。

レインポンチョ



レインパンツ

ゴア素材のサイクル用レインパンツ。



シューズカバー

あまりに直前の天気予報が悪かったので、雨対策として急遽購入。結局めでたい事に出番はありませんでした。


雨除けカバー

シューズカバーだけではどうしても雨が染み込んでくるというネット情報を踏まえて、カバーの下に仕込む雨除けカバーを、これまた直前に購入。すぐ使えるように、SPD金具部分を切り取る準備までしておきました(もちろんこちらも出番なし)。


ホテルに到着後に使うもの

大きな荷物は休憩中には取り出せませんが、サポートカーで運んでくれるので、容量を気にせず荷物を持ってくることができます。


基本はホテル泊に必要な着替えなどですが、このツアーで絶対忘れてはいけない、温泉に入るためのものもありますので、きちんとチェックしておきましょう。

SPA用の準備

水着

日本と違い、温泉=スパは基本水着着用です。一部日本式の裸で入るお風呂もありましたが、いわゆる「温泉」のイメージでいくと失敗します。せっかくの温泉を楽しめるように水着は忘れずに!

ワタクシは普段着の短パンと兼用できる、パタゴニアのバギーズを水着にしました。



水泳帽

台湾ではどのスパも大体水泳帽着用が必須でした。こちらも忘れずに持参しましょう!



洗濯用品

どのホテルにもランドリーがついてます。ジャージを洗うためには、洗濯用品も欠かさず持参しましょう!

洗濯洗剤

ランドリーによって洗濯洗剤が必要な所もあるので、持参した方が無難です。ワタクシたちは、100ml未満の小さなペットボトルに液体洗剤を持っていきました。



ハンガー

これは直前にツアーガイドさんからグループLINEで指示された内容。そう、洗ったジャージを乾かすようにハンガーを持ってくるようにって。

もちろん、部屋にいくつかハンガーはあるのですが、例えば2人で1部屋使ったワタクシたちは明らかに足りませんでした。
1人2-3つ程持参することをオススメします。



充電器系

デジカメ充電器、アダプター、ケーブル

ひょっとしたらフロントで借りられるのかもしれませんが、ホテルの部屋にはありませんでしたので、持参しましょう。





着替え

ホテルの食事の時や、夕食で街に出る時もあるので、気楽な外に出られる服を一式持っていきました。とは言え、夏の服装なので、それほどかさばりません。

Tシャツ長袖

アウトドア用のベースレイヤーなど速乾素材。パタゴニアのキャプリーン クール トレイルは、触感がほとんどコットンと変わらないのにすぐ乾くので、こんな時の部屋着としてとてもイイ感じです。



Tシャツ半袖

汗をかくだろうと複数枚持っていきました。長袖と同じクールトレイルの他に、汗抜けの良い機能性Tシャツも複数枚。







タンクトップ

部屋着兼ふらっと外出着に。こちらもキャプリーンクールトレイルで。



コンバーチブルパンツ

出発前後の日本や飛行機の中などは、まだ長ズボンが必要。でも暑くなったら裾をジッパーで切り離せるコンバーチブルパンツは、こんな時にオススメ!



短パン

水着兼用のバギーズは、水着だけでなく普段履きにもオススメ。しかもメッシュショーツが付いているので下着不要で履けます。

そして、下着はいるけど、ストレッチがきいて超絶快適なもう1つのパタゴニアの短パンも持参しました。



サンダル

ツアー以外も含めて、ビンディングシューズ以外の履物はサンダルのみ。まあまあいいホテルでしたが、サンダルを見咎められるほどの格式張ったホテルではないので、サンダルが気楽です。



ウインドブレーカー

台湾は日本よりも冷房が冷えているので、ホテルや花蓮~宜蘭の電車の中など、1枚羽織るものがあると良いです。



下着類

替えのソックス1組



普段着用の下着2枚

ライド中はレーパンの下には何も履かないので、主に着替えた時用。

洗面道具・セルフケアグッズ

電気シェーバー

四国一周の時はカミソリにしましたが、荷物を運んでもらえるならと、電気シェーバーを。日本でしっかり充電して、充電器は置いていきました。



歯ブラシ、歯磨き粉

宿に備え付けはどこもありましたので、必ずしも要らないかもしれません。


普段の処方薬を持参。

バンテリン

筋肉痛対策に必須です



やわこ

セルフツボ押し道具。背中にゴロゴロさせて筋肉ほぐします。



梱包方法

さて、以上の荷物をどのように梱包して持参したか。そもそもGiant Adventureの公式では、以下のように荷物を分けるように指示されています。

それに従ってワタクシは以下のように荷物を梱包しました。


ライド中に身につける・持ち歩くもののパッキング  


レンタルする自転車にはボトルゲージや、小さなトップチューブバックが付いています。これはアップグレードしたレンタルバイクでも一緒。

なので、サイクルジャージのバックポケットと、トップチューブバックに分散して収納しました。ちなみにトップチューブバックはそれほど大きくありません。持参したコンデジは入りませんでした。

自分も入れたのはアミノ酸や梅昆布茶程度。バックポケットが2つ増えるくらいの感覚がちょうどよいと思います。


休憩中に取り出せるようにしたもののパッキング

これは日常的に使っているメッセンジャーバックに入れていきました。タブレットもちょうど収まるサイズなので、この程度のものは無事収まりました。

ホテルに到着後に使うもののパッキング

メインのバックは、35Lのバックパックに。もちろん、この内容だけならこんなに大きなバックパックは要らないのですが、そもそも日本から持参したビンディングシューズやサドルなどを収めようとすると、一回り小さい25Lのバックパックでは入り切らなかったんです。

とは言え、他の皆さんは大半が大きいキャリーバック持参。ごっついキャリーバックで来られていたアメリカのご夫婦には、「そんな小さなバックで散歩でも行くのかい?」と冗談を言われたほどでした笑

単独で行った四国一周と違い、サポートカーが付いてるのはほんと助かります。必要以上に荷物を削り込む必要がないので、やはりツアーは楽ちんですね。



まとめ

今回の台湾一周(環島)ガイドツアーで実際に持参したアイテムを紹介しました。

レンタルバイクを活用しつつ、必要な装備を自分の快適さに合わせて調整することで、長距離ライドでも負担を軽減できます。

特に現地の気候やツアーのサポート体制に応じた持ち物の選択が重要です。持参するアイテムのバランスを工夫し、ライド中の快適さを確保しましょう。

これから参加を考えている方は、ツアーに参加されるかどうかも含めて、必要な持ち物を準備することで、快適で楽しいライドを楽しんでください!

ご参考までにツアーではなく自力で行った時の持ち物や装備については、以下の記事もご参考に!(四国一周の装備なので、あくまでもご参考まで!)